以外と知らない妊娠週数の全てをご紹介!

妊娠週数の不思議

妊娠週数の数え方を正しく知っていますか?
本来の生理予定日を過ぎてから受診をしたはずなのに、診断で「妊娠2カ月ですよ。」と言われて、「えっ?どうしてもう2ヶ月なの?」と戸惑ってしまった方もいるのではないでしょうか。

しかし、実はほとんどの女性は妊娠が判明する時には、既に妊娠2カ月目に入っているのです。

妊娠週数の数え方がわかるようになれば、これからの産科医や助産師さんとの会話、妊娠に関する情報などにおいて、今自分は何週目なのでこれからどんな状態になるのか、といった内容も正確に理解ができるようになります。

妊娠週数の数え方の基本や誤解をしやすいポイントを押さえつつ、出産予定日の算出方法、赤ちゃんの成長過程についてお伝えしていきます。

妊娠週数とは?

妊娠を経験したことのない方は特にですが、「妊娠をしてからの週数でしょ?」くらいの認識の方もいるのではないでしょうか。では、いつを「妊娠した」と判断するのでしょうか。

昔から「十月十日(とつきとおか)」と言われる妊娠期間ですが、長きに渡る統計からWHO(世界保健機構)が細かく定めているのです。それを元に、日本の産科医療においてもお産までの目安として妊娠週数の計算が行われています。

まず基本的なことろから見ていきましょう。

0週0日とはいつ?

WHOが定めている定義によると、「0週0日=最終の生理開始日」となります。つまり、まだこの時には赤ちゃんはお腹にいないと言うことですね。このことが妊娠週数を数える上で、とても誤解が多いところです。

WHOが定めたからと言ってしまえばそれまでですが、生理が開始した時には赤ちゃんになる卵子は、妊娠する準備を始めているため、このような数え方になっているようです。

生理2日目は妊娠0週1日目、生理3日目は妊娠0週2日目になります。一般的な感覚では、生理が起こるのに妊娠1ヶ月目という数え方をすることが不思議であると感じるため、ここは計算するのに大切なポイントになります。

見慣れない「0日」「0週」

普段から良く目にするカレンダーでは、1週間は1日〜7日と数えることが当たり前ですよね。しかし、妊娠周期を数える際は、0日〜6日の7日間を1週間として数えます。また、妊娠周期の起点を0週0日と定めていることから、妊娠0〜6日を妊娠0週と表現します。妊娠1週0日、1日・・・妊娠1週6日と続き、次は妊娠2週0日と続きます。

少しややこしい部分ですが、妊娠0週とは数えるものの、妊娠0ヵ月とは言わずに「0週0日〜3週6日」までを妊娠1ヵ月と表現します。つまり妊娠歴での1ヵ月は28日間と言うことですね。

「妊娠成立」は何日目?

ここまでにおいて、妊娠0週0日では妊娠は成立していない事が分かりました。では、妊娠が成立するのは妊娠何日目なのかを見ていきましょう。

妊娠成立とは、卵子の排卵→精子との受精→受精卵の子宮内膜への着床という流れです。長くても24時間と言われる、精子よりも短い卵子の寿命を考えると、排卵日と受精日はほぼ同一に扱われます。そして、受精卵が細胞分裂を繰り返しながら着床が完了(=妊娠成立)するまで約7日間と言われています。

生理周期が28日で一定している人の場合、最終生理開始日(妊娠0週0日)から14日後(妊娠2週0日)を排卵日として妊娠週数を計算することから、妊娠成立妊娠2週6日頃となりますね。

妊娠週数の数え方

妊娠週数に関する基本的な部分はご理解いただけましたでしょうか。よく見かける、「最終生理開始日から14日後を排卵日とする」と言うのは、生理周期が28日前後に一定をしている方を基準とした数字なので、当然個人差が出てきます。

ここからは、様々な場合における妊娠週数の計算方法と、妊娠週数の修正に関して見ていきます。

生理周期による計算方法

・生理周期が28日で一定をしている場合

最終の生理開始日を「妊娠0週0日」として、そのままで妊娠週数を計算します。

・生理周期が25日で一定をしている場合

28日周期と比べると、3日間の差が生じていることになります。3日間早く排卵が起こると言うことなので、その分成長が進んでいることになります。

28日周期の方が「妊娠4週1日」だったとすると、生理周期が25日の方は「妊娠4週4日」ということになりますね。

・生理周期が35日で一定をしている場合

28日周期と比べると、7日間の差が生じていることになります。7日間遅く排卵が起こると言うことなので、その分成長が遅れていることになります。

28日周期の方が「妊娠4週2日」だったとすると、生理周期が35日の方は「妊娠3週2日」ということになりますね。

・生理周期が一定していない場合

生理周期が一定していない方の場合は、基礎体温が低温期から高温期に移行した当日を排卵日をして、この日を妊娠2週0日として妊娠週数を計算します。

このように28日周期を基準として、自分の周期がどれくらい短いのか、あるいは長いのかにより妊娠週数を調整することで、正確に赤ちゃんの状態を把握できることに繋がります。

妊娠週数の修正

胎児の大きさは、人種や性別に関わらず、受精後何日で◯mmと決まっていることがわかっています。最終の生理開始日から計算した妊娠週数では、どうしても排卵日などの「ずれ」が起きてしまいます。

エコーで胎児または胎嚢(たいのう)が確認できるようになると、その大きさから機械が自動的に妊娠週数を判断し、修正してくれます。もちろん多少の測定誤差はあります。

初めは妊娠週数を最後の生理開始日から数えますが、大体8週目〜11週目頃までに胎児の大きさから修正がされるのです。

出産予定日が自分でわかる?

あくまでも目安ですが、妊娠期間は40週(280日)で、40週0日が出産予定日となっています。最後の生理開始日から280日後、数えられなくはないですが、ネーゲレ法という方法を用いれば簡単に出産予定日を知る事ができます。

・出産予定月:最後の生理月に9を足す(または3を引く)

・出産予定日:最後の生理開始日に7を足す

最後の生理開始日が「3月10日」だった場合ですが、3月に9を足すことで「12月」が予定月、10日に7を足すことで「17日」が予定の日にち。

つまり出産予定日は「12月17日」だとすぐに分かりますね。

お分かりだと思いますが、予定月の算出において、9を足すことで12を超えてしまう場合は、合計から12を引くか、生理月から3を引くことで簡単に計算可能となります。

こちらも生理周期28日を基準とした計算方法なので、妊娠週数の場合と同様にご自身に合わせて調整は必要となります。また、担当の先生と日にちが異なると言うことはよくありますが、あくまでも概算法であるためです。

週数計算や出産予定日などの食い違いで、余計な不安やストレスを感じることに何もメリットはありませんので、心配であれば担当の先生に質問をしてみるのが一番ですね。

赤ちゃんの成長目安

妊娠をしてから、お腹の中で赤ちゃんが順調に成長してくれているのかは毎日気になるところですよね。赤ちゃんは今どのような状態なのかを知ることは、ママやパパにとってもとても大切なことです。

ここでは、赤ちゃんの成長に関する胎児発育曲線の紹介をします。各週数における赤ちゃんの大きさと体重、ママの状態と気をつけることは一覧として今後まとめようと思います。

胎児発育曲線とは

赤ちゃんは、たとえ同じ時期に産まれてくる場合も、子宮内の環境、出産までの母体の状況、遺伝的な要因などによって、出生体重などに個人差が出てきます。ひとことで正産期(妊娠37週0日-妊娠41週6日)の出産といっても、正産期だけでもその期間は35日の幅があるため、産まれてくる赤ちゃんの体重が1000g以上違うこともよくあります。

ただ、産まれてくる赤ちゃんの体重が少なすぎても、大きすぎても分娩が大変になったり、赤ちゃんの疾患や後遺症の原因となったりする可能性があるので注意する必要があります。

そんなお腹の中の赤ちゃんの成長具合を確認する指標として、胎児発育曲線と言われるグラフがあります。このグラフのポイントは、健康な状態で生まれてきた日本の赤ちゃんのデータを元に描かれている点です。母子手帳にも掲載されている事が多いので、一度確認してみてはいかがですか。

妊娠週数と推定体重の変化が、2本の曲線の間に収まっていれば、平均的な赤ちゃんであると言う指標となります。はみ出ているから問題ということではなく、あくまでも赤ちゃんの正常な発育を妨げている要因がないかを確認するための目安ということなので、判断は先生にお任せしましょう。

まとめ

今回は妊娠週数やその数え方、出産予定日の計算、赤ちゃんの成長目安がわかる胎児発育曲線についてお伝えしてきました。妊娠中のママの身体は変化もめまぐるしいですし、赤ちゃんの成長も心配になってしまいますね。その時間も幸せな赤ちゃんとの時間と考えて、体をいたわって出産までの時期を大切に過ごしてくださいね。

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