分娩スタイル9選!あなたに合った出産方法が見つかります!

出産方法にはどんなものがあるの?

出産は大切な人生のイベント。待ち望んだ赤ちゃんとの対面。数回しか経験できないものだから、できるだけ自分の望む方法で産みたい!今の時代は病院に任せていた昔と違って妊婦さん自身で出産方法を選択できる時代になりました。

ここではさまざまな出産方法のメリットと注意点ついてまとめました。

分娩スタイルの種類

さまざまな出産方法が選択できるようになったことで、「どんな方法が自分には合っているの?」「2人目だから違う出産方法を試してみたい!」と考えるママが増えています。具体的にどのような分娩スタイルがあるのか、病院や産院によって違いはあるのか、メリットや気になる点をまとめてみました。 

仰向け

ドラマなどでよく見かける一般的な出産方法です。分娩台に乗り両足を大きく開きレバーを持ち、陣痛のタイミングに合わせていきみます。どの産院でも行われており、立ち会い出産も可能でリーズナブルなスタイルの一つです。

通常、分娩スタイルに希望がない場合はこの方法になります。

座位

普通の分娩台とは違って上半身が45度ほど起き上がっている専用の分娩台を使用して、いきむ出産方法です。仰向け姿勢よりも座る姿勢の方がお腹に力を入れやすく、重力の力を借りることで赤ちゃんが下がってきやすくなるメリットがあります。

助産院ではフリースタイルとして相談できるところもありますが、専用の分娩台を備えている病院が少ない・子宮口が下になっている分見えにくく緊急時の医療処置が遅れる・高リスク出産の場合は希望出来ないといった注意点があります。 

フリースタイル

文字通り妊婦さんの好きな姿勢で出産することができ「アクティブバース」とも呼ばれます。姿勢としては「横向き」「立ったりしゃがんだり」「四つん這い」「椅子にもたれたりバランスボールに座る」「産み綱と呼ばれる天井からぶら下がった綱に掴まる」などがあります。自分の好きな姿勢ということでリラックスできるというメリットがあり、費用もその他の分娩と比較すると同じぐらいです。

助産院に多く、病院でも取り入れるところが増えてきています。高リスク出産の場合は希望出来ない・自分に合ったスタイルがわからずに、かえって分娩に時間がかかる場合もあるようですが、「せっかくだから自分らしいお産にしたい!」と考える人には人気のスタイルです。

水中 

子宮口がほぼ全開になってから30℃近い水温のプールに入り、そのなかでいきむ出産方法です。入浴によって陣痛が和らぎリラックスするメリットがあります。デメリットとしては高リスク出産の場合や陣痛前に破水が起こった場合は希望出来ない・感染症リスク・分娩時間が長くなるとのぼせたりする・血行が良くなるため出血が多くなる場合があるなどがあります。

まだまだ日本では普及段階なので希望出来る産院は少なく、気になる出産費用は通常の出産費用に5~10万円プラスのところが多いようです。

LDR

「陣痛開始~回復」までを同じ部屋で行います。アメリカで開発されたお産システムで最近日本でもLDR室がある病院が増えてきました。激しい陣痛の途中で移動することがなく、始めから終りまで個室のため他の人を気にすることなくパパとリラックスできお勧めです。

陣痛ピーク時に陣痛室から分娩室まで移動するのは相当負担のため、そこが無くなるだけでも大きなメリットがあります。費用は施設によりますが通常2~5万円プラスされるようです。

自宅

助産師さんに家に来てもらって出産する方法です。自宅ということでリラックスでき、家族と出産の感動を分かち合えるメリットがありますが、助産師は医療的処置が出来ないため、緊急時の対応が遅れる場合がある・衛生面の心配・入院期間がないので産後の家族サポートが特に必要になるなどの注意点があります。

ラマーズ法

「ヒー、ヒー、フー」で有名な呼吸法で息を吐くことを意識し、分娩の進み具合で呼吸法を変えて痛みを和らげます。間隔が長い間は痛みがある時に深く深呼吸を心がけます。

その次に深呼吸だけでは乗り切れなくなったら「ヒッ、フー呼吸」(始めは短く息を吐き、そのあと長く息を吐く)に切り替えます。

子宮口が全開になった時には「ヒッ、ヒッ、フー呼吸」にして短く息を吐く回数を増やし、いきむ時は「フー、ウン呼吸」にして息を吐いてからお腹に力を入れます。

ソフロロジー

ラマーズ法とは違った呼吸法で近年人気が高まっています。具体的には陣痛時だけではなく出産が分かってから「出産は怖くなく楽しみなもの」とリラックスした音楽を聴きながらイメージし、腹式呼吸をします。

陣痛時も同じようにリラックスして息を吐くことを意識した腹式呼吸で陣痛の痛みを和らげます。緊張や痛みで息を止めると赤ちゃんへの酸素が少なくなるためストレスがかかります。それを落ちついて腹式呼吸することでお産をスムーズにする効果があります。

アロマテラピー

アロマのもつ高いリラックス効果で陣痛の痛みを和らげる方法で、自分の好みのアロマで部屋いっぱいにしたり、マッサージオイルとして使用するなどがあります。

産婦人科クリニックで取り入れているところやバースプランで希望出来る病院が多いですが、妊婦さんに不向きなアロマもある為自己流では選ばないようにしましょう。

計画分娩について

自然に陣痛がきてからの出産をイメージをしていても、最後まで何が起こるかわからないのが出産というもの。ここでは母体の安全を考えて医療的処置をする「計画分娩」にはどのようなものがあるのかを見てみましょう。

自然分娩との違いは?

自然分娩とは一般的にイメージされる出産方法で経膣分娩とも呼ばれ、医療的な処置をせず妊婦さんの力で産む出産方法です。一方、計画分娩は薬や手術により出産日時をある程度決めておく出産方法です。母子の状態によって帝王切開や誘発分娩をした方がよいと医師が判断した場合や、家族の都合で出産日をある程度特定したい場合に行われます。

メリットとしては、日程がある程度きまっているので予定が立てやすいこと・高リスク出産の場合は母子の安全面で一番良い選択だということです。   

陣痛促進剤の使用

薬の力で子宮の収縮を起きやすくします。計画的な無痛分娩時にも使用しますが、その他に破水したのに陣痛が起らない・微弱陣痛で経過に時間がかかっている・予定日を大幅に過ぎている・赤ちゃんの状態が思わしくない場合などにも使用されます。

薬で陣痛を促進しているため、「過強陣痛」になるリスクがあり、それが原因でまれに子宮破裂や子宮頸管裂傷などが起こる場合があります。

帝王切開による分娩

妊婦さんのお腹を切って赤ちゃんを取り出す出産方法で、妊娠・お産の経過によっては母体や赤ちゃんの安全を守るために帝王切開を行う必要があります。自然分娩に比べ立ち会いが出来る病院は少ないようです。 

無痛分娩について

海外ではポピュラーな分娩法で、麻酔によって陣痛の痛みを取り除く出産方法です。日本でも希望する妊婦さんが増えてきました。

麻酔の方法は病院によって異なりますが、局所麻酔の場合は自力でいきむこともできます。肝心な痛みの感じ方は「全く感じなかった」という人から「少しは痛かったけれど耐えられない程ではなかった」という人まで個人差が出るようです。痛みに極度に弱い人に向いています。

体力消耗が少ないため産後の回復が早い・陣痛の痛みが軽減されるといったメリットはありますが、麻酔医が在籍している産院でしかできない・微弱陣痛になりやすいなどといった注意点もあります。費用の面でも通常より5~10万はプラスでかかるようです。

まとめ

最近では出来るだけ妊婦さんの希望に沿った出産ができるようバースプランを取り入れる産院も多くなりました。分娩スタイルにも種類がある分、自分に合ったものが何なのか迷うこともあるかもしれません。その時は無事に赤ちゃんを出産するということを一番に考え、担当医やパパと相談しながら納得いく出産方法を選ぶことが大事です。

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