お産間近に注意する3つの事とおすすめ準備

妊娠期も最終段階「臨月」

妊婦検診のたびに一喜一憂したことや、辛かったつわり、重いお腹を抱えての生活とももうすぐお別れです。最後まで気を抜かずに過ごしたいものですが、今できることは何でしょうか?来るべき陣痛の時に備えて、どんなことをしておくと良いのでしょうか。そんな疑問にお応えするべくポイントをまとめました。

臨月と正産期

臨月とは出産予定月のことで、妊娠36週0日~39週6日のことを言います。

正産期は37週0日からとされていて、臨月に入って1週過ぎてからを指します。

「臨月」と聞くと、赤ちゃんが十分に発育して出産に適したタイミングであるとイメージをしますが、36週6日までに生まれると早産となってしまうため、少し注意が必要です。

この時期を迎えるまではお腹の中で過ごしていてもらえるようゆったりと過ごしましょう。

この時期の赤ちゃん

赤ちゃんは、体重2,800グラム~3,400g、体長48~50cmに成長し、ほぼすべての器官が完成します。頭を下にして小さく丸まり、少しずつ骨盤の中に下りて行き、身体を覆っていた胎脂が取れて産まれる準備が整います。

この時期のママの状態

赤ちゃんが骨盤の中に下がることによって胃がすっきりする一方で、膀胱が圧迫され頻尿や尿漏れの原因となることも。またお腹が張りやすくなり、前駆陣痛という不規則な子宮の収縮が起こることもあります。

意識するべき3つの事

いつお産が始まるか分からないと言っても、ずっとお家で待機しておくなんてことはできませんし、ママや赤ちゃんにとっても良くありません。

ここでは体調管理の部分と、それに伴い外出する際の注意点について3つに分けてまとめました。

食べ過ぎ

胃の圧迫が減ることで食欲が増し、食べ過ぎてしまうこともしばしば。

ですが、この時期に多くの脂肪を身体に溜め込んでしまうと、せっかく気を付けて管理をしていた体重は一気にオーバーし、妊娠高血圧症候群や糖尿病などのリスク、狭い産道に厚みが出ることによって難産になってしまう危険もありますので十分注意をしましょう。

外出時

この時期はいつ破水や陣痛が起こってもおかしくありません。特に一人で長時間の外出は控えましょう。出かける時は掛かりつけの産科まで1時間以内で行ける範囲が緊急時でも対処可能な距離とされています。お出かけの際は母子手帳健康保険証診察券財布携帯電話は最低限携帯し、出先で何か起こっても対処できるように備えておきましょう。

運動不足

お産は長時間に及ぶこともあり体力勝負です。妊娠中は運動量が減る分、筋力も衰えているもの。いわゆる安産体操により骨盤底筋や脚力が鍛えられると産道が開きやすくなり、スクワットをすることによって子宮口を柔らかくする効果が期待できます。

床の雑巾がけや階段の上り下りなど、無理のない範囲でできる日常的な動作を意識的に行うだけでも十分な運動になります。体を動かすことで子宮収縮の効果により陣痛が起きやすくなり、体重増加の防止にもつながります。

ただし、先のお話のように臨月に入っても36週6日を過ぎるまでは正産期ではありません。それまでは軽度な運動に留め、しっかり目の運動は正産期に行いましょう。もちろん一人一人身体の状態は異なりますので、主治医に従った上で行なってくださいね。

陣痛がくるまでにしたいおすすめ

気を付けることはわかっても、いざ陣痛がくるまでは何となくソワソワと落ち着かないものですよね。後で早めにやっておいて良かったと思えるポイントを3つご紹介します。

入退院時の荷物準備

病院から指定される入院時の荷物に加えて、退院時の赤ちゃんの服やタオル、記念撮影用のカメラなど荷物は多いものです。自宅や陣痛室において意外なものが陣痛やいきみ逃しに役立つことも。多くの方が役立ったと声を揃えるものはテニスボールです。またタオルがあれば強く握ることも、叫ぶ代わりに強く噛むこともできますね。陣痛がきてから慌てて用意することのないようにきちんと準備をしてわかりやすい場所に置いておきましょう。

パパにお願いする項目のリスト化

入院前後はバタバタする上に、役所への手続きや生まれたばかりの我が子を迎える準備などパパに動いてもらいたい事がたくさんあります。

ゴミ出しや家事、入院中の食事のことから産後の手続きなどについて、あらかじめリストにして共有することをおすすめします。その際は面倒でも細かい手順を書き起こすことがポイントです。普段家事をしないパパはメモだけでは伝わりきらず、退院後「ちゃんと書いておいたのに!」「言われた通りやったよ!」とお互い余計なストレスを溜めないためにもリストについて話し合っておくことをおすすめします。

夫婦だけのデートや旅行

赤ちゃんが生まれるとパパと2人きりで過ごす時間も当分はお預けになります。残り少ない2人だけの時間を満喫してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんを連れての外食が難しい焼き肉やラーメンを食べに行っても良いし、映画や博物館、きれいな夜景を見に行くのもいいですね。もちろん食べ過ぎや身体に負担をかけることは禁物ですが、可能な範囲で好きなことを満喫されることをおすすめします。

便利ツールを活用しよう

特に初めてのお産は未知のことばかりです。陣痛がどんな痛みなのかさえわかりませんよね。「一人でいる時にきたら…」「〇分間隔の痛みってどういうこと?」という不安をサポートしてくれる2つの便利ツールをご紹介します。

アプリ

病院へ向かう目安として「陣痛が〇分間隔になったら病院に連絡してきてください」と言われたけれど、陣痛の時に時間を測ってメモしている余裕なんてあるのかな、と心配な人には陣痛の間隔を測る便利なアプリがあります。

痛みを感じたらスタートボタン、痛みが治まったらストップボタンをタップするだけ。自分でメモするよりも簡単手軽に記録を残すことができます。中には妊娠や育児に関する豆知識が掲載されているものもあり、陣痛の時だけでなく産後の情報源としても重宝します。種類は沢山ありますので、自分にあったアプリを探しておくと良いでしょう。

陣痛タクシー

あらかじめ入院先の病院や乗車場所を登録しておくことで、いざという時に詳細を説明しなくても病院まで連れて行ってくれる便利なサポートシステムです。

車内は防水シートを採用しており、破水の場合でも安心して利用できます。

パパ不在時に陣痛が来てしまったら、と心配な方はぜひ登録を済ませておくと、心の強い味方となりいざという時慌てませんよ。

まとめ

赤ちゃんとの対面を間近に控え、待ち遠しい反面、出産には何かと心配や不安が付きまとうものですよね。ストイックに出産までの時間を過ごせる人は良いですが、やりすぎてストレスを溜めてしまうようでは考え物です。

運動や食べ過ぎには注意しながらも、赤ちゃんが生まれると当分食べに行けないお洒落なレストランや映画館でゆっくりパパとデートをするなど、息抜きをすることも忘れずに。

気を付けるべきポイントを抑えた上でしっかりと準備を整え、新たな命が生まれるその日まで楽しんでゆったり過ごすことが大切です。残り少ない妊婦の時間をパパと共に良いものにしてくださいね。

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